手作り結婚指輪の工法を知っておこう
手作り結婚指輪には2種類の工法があります。
- 鍛造
- 金属を叩いたり伸ばしたりして輪にして磨いて指輪に仕上げる工法で、結婚指輪を一から手作りします。シンプルなデザインの指輪に仕上がります。
- ロストワックス製法
- ワックスと呼ばれるロウを削って指輪の原型を製作し、その原型に金属を流し込んで指輪を仕上げます。二人で行う作業は原型作りで、その後の工程は職人が行います。デザインの自由度が高いのが特徴です。
手作り結婚指輪では、この二つの工法の特徴をしっかり押さえて、どんなものが作れるかを把握しておくことが失敗を防ぐための重要なポイントです。
手作り指輪で失敗したことと、後悔しないためのポイント
- ケース①失敗!「手作りの方法が想像と違った」
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- ワックスで型を作る作業だけで、指輪を作ったという実感がなかった
- 金属を叩くだけなのに予想以上に作業が難しかった
- ポイント作り方をあらかじめ確認しておく
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- どの工法で作るのか、作り方をしっかり聞いておく
- どの金属を選ぶとどのような仕上がりになるのかを確認する
- 自分で作る部分と職人さんに依頼する部分を明確に把握しておく
- ケース②失敗!「毎日つけられない指輪になってしまった」
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- 個性的なデザインにしたら、日常で付けられなくなった
- いろいろと盛りすぎたため、数ヶ月で飽きてしまった
- ポイントデザインをよく考える
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- その時の流行や一時の感情で決めない
- 毎日つけていても飽きないデザインにする
- ケース③失敗!「よくわからないまま作業が進んでしまった」
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- 作業に関する説明があまりなかった
- 要望を聞き入れてもらえなかった
- ポイント工房選びをしっかりと
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- 作りたい指輪の工法に対応しているかを確認
- 専門的知識を持つスタッフがいる工房を選ぶ
- 心配なこと、疑問に思っていることを直接電話で聞いて対応をチェックする
- ケース④失敗!「思っていたのとデザインが全然違う」
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- 参考にした写真と、出来上がりの指輪のイメージが違っていた
- 仕上がった指輪をつけてみたら自分には合わなかった
- ポイントプランを固めてイメージを伝える
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- 下記の内容を事前にある程度固めておく
どの工法で作るか
金属の種類
石の有無、入れる場合はどの種類の石を入れるか
パートナーとのデザイン
予算など - 似たようなデザインの指輪で自分に似合うかどうか試しておく
- 下記の内容を事前にある程度固めておく
どの工法で作るか
- ケース⑤失敗!「思っていたより高くなってしまった」
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- 料金体系が複雑で、わかりにくかった
- 予算内だと思っていたら、注文後の追加分で予算オーバーに
- ポイント料金を明確に把握する
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- 表示金額の内容を聞く(基本料金と、材料費やオプション料金などその他にかかる費用を確認する)
- 事前に考えておいたプランを提示して、いくらでできるかを確認する
- 気に入った工房がいくつかあったら、それぞれに概算の見積もりを出してもらう
- 「トータルで〇〇円以内に抑えたい」と上限の希望を先に伝える
- ケース⑥失敗!「お直しができなくて困った」
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- サイズ直しに対応していなかった
- 引越し後、修理を依頼しようと思ったら、郵送対応をしていなかった
- ポイントアフターサービスの内容をしっかり確認
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- 下記の内容に対応してくれるかどうかをしっかり確認する
サイズ直し
修理
クリーニング
磨き直し
アフターサービスの内容は工房によって異なります。期間や内容を事前に確認しておきましょう。 - 下記の内容に対応してくれるかどうかをしっかり確認する
サイズ直し